NCVCでBravoprodigyを動かしてみた その1
無料のCAD/CAMでデータを作りたいとの声からフリーソフトNCVCを研究してみました。
NCVCとは?
オープンソースのフリー(無料)CAMソフトです。
JW_CADの様にCADデータをDXFで尚且つレイヤ名が出力できるCADであればで製図した図形情報からCNC動かすためのGコードを生成できます。
※Bravoprodigy JapanではJW_CAD並びにNCVCでのデータ作成のサポートは行っておりませんのでご注意ください。
※NCVCの作者が参考書を出版しているのでお買い求めください→Amazonページ
NCVCのダウンロード
今週月曜日(8/18)に最新版「NCVC Ver4.15b」がリリースされました。
お使いのPCにあったインストーラーをダウンロードし、インストールして下さい。
こちらよりダウンロードできます→https://k-magara.github.io/index.html#download

NCVC起動
インストールしてNCVCを立ち上げサンプルファイル「sample3.jww」を開きました。

まだこの状態ではNCコード(Gコード)の生成はできません。
形状認識コマンドを実行し線(ベクトル)を形状として認識させます。

ちなみに形状認識させずにNCコードを作成しようとするとエラーが出ます。

NCデータの生成
NCデータの生成コマンドからGコードを出力します。

機械が動作するかを見るだけなのでNCデータ生成のデフォルトの設定のまま「OK」をクリックし出力しました。

下図デフォルト設定で作成したNCコード(Gコード)です。

意外と簡単にGコードの作成ができました。
その2につづく。次回実際にCNCを稼働させます。